子供のお遊戯会の撮影体制と気を付けていること(後半:当日)

前半の続き、当日について記載します。

 

前半の記事はこちら

 

sajibe.hatenablog.com

 

 

 

 

家を出る前

家族全員がカメラ以外の準備に追われてバタバタする可能性が高いです。なるべく朝早く起きて、撮影準備は万全にしておきます。(私の場合は4:30~遅くても5:00には起床して、バッテリーを確実に本体に入れてカバンにIN。そして出来ればカバンを車にIN。三脚や予備バッテリーも忘れずに。)

 

会場到着

場合によりますが、時間通りか余裕目に着くことが出来れば、奥さんに撮影方法の説明と、撮影の心得を話します。(心得は自分にも言い聞かせる)

 

・撮影方法として説明すること

中央付近にある四角に子供の顔をなるべく合わせて、とにかくシャッターを切る。

 

・撮影時の心得(奥さんにも自分にも言い聞かせます)

画面いっぱいに子供をしようと欲張ってズームしない。構図やズームは後からある程度何とかなるから少し広めに撮った方が良い。

 

本番直前での注意事項を上記程度に絞っておくと、忘れることが少ないので失敗が減ります。

 

本番直前

写真撮影については上記の「撮影方法」と「心得」を元に奥さんに頑張ってもらう以外にないので、割愛します。

 

ビデオ撮影準備

三脚設置

他の方に迷惑にならないように、後ろの人に配慮しながら三脚を設置します。

 

ビデオカメラセット

私の場合は2台体制ですので、前半の記事でも記載しましたが

下記のようなスマホホルダーと

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スマホホルダー単体

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iPhone11をセットした状態

コールドシューに取り付けられるアタッチメントを用意し

 

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アタッチメント(これはビデオライトに付属していたものです)

ビデオカメラのコールドシューに取り付けます。

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ビデオカメラに取り付けた状態

 

そして一度両方の画面を見て、向きがだいたい同じか確認し、違っていればiPhoneの向きを調整します。

※本当はアタッチメントは首振りが出来るものの方が調整がしやすく良いかもしれません。

 

使えそうな飾りの撮影

余裕があればですが、ビデオを編集する際に使えそうな対象物(「第○○回 お遊戯会」の垂れ幕等)を事前に撮影しておきます。

 

 

本番

 

自分の子供の演技前に行われていることを撮影

始まってもお偉いさんのあいさつとかがあります。後々使う可能性もありますし、練習にもなるので、充電と容量に余裕があれば撮影しておきます。

特に

・カメラを動かすときの力加減

・ズームレバーとズーム速度の感じ

・メインビデオカメラだけでなくiPhoneも同時に撮影すること

を何度かこの時の練習撮影で感覚を覚えておくと、本番で失敗が減ります。

 

自分の子供の撮影(本番)

ここが本番ですので、緊張してください。

 

前のプログラムの終わりから撮影し始める

プログラム表で演技順が分かっているのであれば、前のプログラムの終わりがけから撮影しておきます。突然自分の子供の演目内容を先生が説明したりするので、動画の前側は余裕をもって撮影します。また、私のように2台体制の場合は、早めに撮影開始しておけば、1台の撮影開始をし忘れていても、気づいて開始する時間的猶予が生まれます。

 

 

会場全体の撮影から開始する

演技が開始する前に、子供の立ち位置が分からない場合、例えば緞帳裏で子供がスタンバイしていて、緞帳が上がると演技がスタートするようなときは、会場全体の撮影から開始します。そして、自分の子供がどこにいるか確認出来るまでカメラを動かさず、確認が出来たら子供に向かってゆっくりズームしていきます。

 

どういうことかというと、正直何十人と子供が立っている中で、自分の子供を一瞬で見つけるのはかなり難しいです。ただ、見つけるまでの間も演技は進んでいくので、まずどこに自分の子供がいてもフレーム内に入っているように撮影しておいて、確実に見つけてからズームします。

 

すると、演技の全体像が最初に分かり、その後自分の子供が見えてくる、違和感のない動画になります。(焦ってズームしてからカメラを動かしながら探すと、自分の子供がいない時間が出来ます。小さくても見えている方が大事です。)

 

ただ、撮影者がステージから遠いと、自分の子供を目視で確実に判別できない可能性もあります。その場合は多少ズームしてそれっぽい子にカメラを向けます。合っていればOK、仮に間違っていた場合は、他の候補の子を順に確認していきます。

 

ここで、サブの撮影が生きてきます。広角で撮り続けているサブのiPhoneの動画を、子供を探している間の時間に一部編集で差し込みます。低照度なことが多いので、画像は粗くなると思いますが、「子供が写っていないよりマシ」です。

 

※これを考えると、iPhoneとメインビデオカメラは違う三脚に乗せられるのがベストです。(ビデオカメラを動かすとiPhoneも一緒に動いてしまい、のちの編集が難しくなるので)ただ、他の方への迷惑を考えると、なかなか踏み切れません。

※また、私はサブでiPhoneを一度使ってみましたが、NEX-3N + SELP1650でも良かったかもしれません。

 

広めに撮影する

子供が見つかれば、あとは思う存分撮るだけです。

 

心得でも書きましたが、あまりドアップにしようと欲張ばらず、少し広めに撮影します。(あとからトリムできますし、おそらく後々テレビに映してみることになりますが、最近のテレビは40インチ以上の大画面がどのご家庭でも割と普通にあるので、多少広めに撮っても十分自分の子供は大きく見ることが出来ます。)

 

子供の全身の2倍が撮れるくらいの上下の余裕代をイメージして撮影しています。こうすると、子供が横に移動した際もカメラを動かす回数が減るので、見やすい動画になります。

 

次のプログラムの始まりまで撮る

どこで終わりなのかもはっきりしないことがあるので、確実に終わったことが分かるところまで撮影します。

 

間の自分の子供が出ていないところも撮る

子供に複数回出番があるのであれば、容量とバッテリーに余裕がある場合は、最初の撮影の反省と練習用に他の子が出ているところを撮影します。(後で消します。)

 

全体終了後

早めに片づけをして、奥さんと合流し、カメラを受け取ります。その後子供と再会する場面があるので、そのときに写真を撮影するためです。(ただし、周りのお父さんお母さんに配慮しながら)

 

 

長々と書きましたが、以上となります。

 

私も長女の幼稚園年少イベント撮影から数年間、撮影後品を観ては反省を重ねて来ましたので、この記事を読んでいただいて、少しでも撮影の手助けになれば幸いです。(次回撮影時はサブビデオカメラにNEX-3N + SELP1650を使用予定です。)