【ワンピース1037話 感想】世界政府が名を変えた悪魔の実は何なのか
漫画ワンピースが好きで毎週読んでいます。
1037話で、色々と新たな展開がありました。その中で、「世界政府が名を変えた悪魔の実」が存在するとの内容があったので、自分なりに予測したことを書こうかと思います。
本来の名を変えられた実は「ジキジキの実」ではないか
色々な予想がネット上でされていますが、私としてはユースタス・キッドの「ジキジキの実」が世界政府が名を変えた悪魔の実ではないかと思っています。
理由1.最悪の世代でキッドは重要なポジションを持つと考えられる
ルフィとローと共に3人で共闘する場面が何度かあり、最悪の世代の中でもローとキッドは重要人物となる可能性が高そうです。
ローは既に
・不老不死手術が可能という、重要な悪魔の実の能力者
・Dの一族
・ワーテルという忌み名を隠している(理由は今のところ不明)
ということで、ワンピースのストーリーに深く関わりそうな設定がいくつもあります。
一方でキッドには今のところローのような重要設定が今のところありません。
メタ的な見方ですが、これが1つ目の理由です。
理由2.磁気は航海に重要
ご存知の通り、グランドラインの航海では、ログポースに次の島の磁気を覚えさせて、その指針に従って進んでいきます。また、エターナルポースと呼ばれる、特定の島の磁気のみ記録して、指し示し続けるアイテムが存在します。
そしてグランドラインの全ての島は最終的に「最後の島 ロードスター島」へ向かって磁気がつながっています。
このように、グランドラインの航海には磁気が必ず必要です。また、上記で記載したような島と磁気との関係は、自然に出来たというよりは、人工的にデザインされたと考える方がしっくりきます。(というより、グランドライン自体が人工物のような都合の良さが随所にあります。)
私はこの「島同士を磁気で繋いでいる」状態を、過去のジキジキの実(仮)の能力覚醒者が作ったものではないかと考えています。パラミシアの能力は覚醒すると自分以外へ能力の範囲を広げられますから、島同士を磁気で繋ぐことも可能と思われます。
能力者が気絶や死亡したりすると、能力の影響が解除される場面がこれまで何度か出てきましたが(ドフラミンゴのイトイト等)、磁気の場合は島自体を永久磁石のようにしてしまえば、能力者が死亡しても磁気自体は残るのではないかと考えられます。
ジキジキの実は本当は何か
名を変えられている悪魔の実はジキジキの実ではないかと予想したわけですが、疑問となってくるのは
・本当の名前は何か?
・本当の能力はどんなものか?
・隠す理由は何か?
などでしょうか。
「反発」という技
本当の名前や能力はまだ想像がつきませんが、本当の能力のヒントは、これまでキッドが使ってきた技の「反発(リペル)」にあるのではないかと思っています。
現実世界で磁石が金属(強磁性体)に対して出来ることは引きつけることだけで、反発させることは出来ません。「反発」が技として成立するには、他の引き寄せる系の技とは違い、対象物が磁石である必要がありますが、キッドが「反発」を使用した対象物は砲弾等のただの金属です。
となると、私が思い付いたのは2つで
・能力が覚醒していて対象物を磁石化出来た。
・本来の実の能力を気づかずに使っていた。
なのですが、2年前のシャボンディ諸島で既に「反発」を使用しており、この時点で覚醒しているとは考えづらいので、隠されている本来の実の能力が「反発」の技を成立させていると考えています。
本当ならば、「覚醒前でも反発の技が使える本来の能力とは何か」を考察するところですが、私の脳ではこれ以上先の考察は出来ませんでしたので、能力についてはこの辺で終わります。
世界政府が本当の名を隠す理由は何か
隠す理由についでも大した考察は出来ていませんが、一応思っていることを書きます。
グランドラインの島同士の磁気を過去のジキジキの実(仮)の能力者が作っていたとして、仮にそのことを隠したかったとしても、「ジキジキ」→「島同士の磁気」は容易に想像がついてしまうので、名を変えて隠したことになっていません。
先ほどの「反発」のように引き付けるだけでなく引き離すことも本来は出来る能力であるならば、例えば
大きな島(「ある巨大な王国」とか)を分離させてグランドラインの島々を作る
→島同士に特殊な磁気を帯びさせて、大きな磁気の道を作る
というようなことを、1つの実の能力で出来てしまった場合、逆に島を元に戻すことも可能になると思われます。すると、「ある巨大な王国」が物理的に復活してしまう。
この能力は、本当の名が明らかになると想像がついてしまう(または特定の一族に語り継がれている情報と実の能力が一致してしまう)為、名を隠したのではないでしょうか。
といったことで、思いついた妄想を色々と書いてみました。
ワンピースはこうやって色々と想像を膨らませることが出来て、長い時間楽しむことが出来る漫画ですね。おそらく物語が終わっても、何度も読み返してしまうのではないかと今から想像できます。(それまで元気でいればですが。)