1655G TAMRON18-300mmとをα7cに装着する

以前コンパクトなフルサイズ標準ズームセットを夢見てSIGMA18-50mm F/2.8をα7cに装着してみました。

 

 

sajibe.hatenablog.com

 

当然ですが、APSCレンズなのでAPSC範囲外は撮影できませんでした。

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SIGMA18-50mm F/2.8をα7cに装着 焦点距離18mm

何なら補正無しではAPSC範囲内も四つ角は明らかに光量が減っていました。Contemporaryシリーズなので、周辺減光が大きいのはしょうがないのか、他のAPSC専用レンズも同様なのか気になったので、ついでに手元にあるAPSC専用のズームレンズも同様にα7cに装着して、クロップ具合を確認してみました。

 

使用したのは下記2本のレンズです。

SONY 1655G

TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3 Di Ⅲ-A VXD(以降TAMRON 18-300mm)

 

早速クロップ具合を掲載していきます。赤線がAPSC範囲です。

 

 

 

SONY 1655G

装着してみると、そこそこバランスよくまとまっており、取り回しはしやすそうです。

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1655Gをα7cに装着

全て解放のF/2.8で撮影しています。

 

16mm

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1655G 焦点距離16mm

35mm

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1655G 焦点距離35mm

55mm

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1655G 焦点距離55mm

16mmではSIGMA18-50mm F/2.8の18mmとほぼ同様の結果でしたが、望遠側になるに従いクロップ具合が円から四角に近くなっています。これはSIGMAにはほとんど見られませんでした。

 

APSC範囲四つ角の周辺減光はありますが、望遠側であればAPSC範囲外も多少使える可能性がありそうです。

 

 

TAMRON 18-300mm

 

そこそこレンズが大きいので、コンパクトなα7cをあえて使用する意味が薄れてくるかもしれません。

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TAMRON 18-300mmをα7cに装着

焦点距離で解放F値で撮影しています。

 

18mm

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TAMRON18-300mm 焦点距離18mm

35mm

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TAMRON18-300mm 焦点距離35mm

100mm

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TAMRON18-300mm 焦点距離100mm

200mm

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TAMRON18-300mm 焦点距離200mm

300mm

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TAMRON18-300mm 焦点距離300mm

こちらも35mm以下は他レンズと同様ですが、100mm以上では1655Gと同様にクロップが円形から四角に近くなっていきます。200mm以上は周辺減光も目立たなくなってきます。望遠側は多少APSC範囲外も使用することが可能なようです。

 

フルサイズボディ×APSC専用レンズでAPSC範囲外まで使用しようとするのは変則的な使用方法ですが、α600シリーズとα7シリーズを両方お持ちの方は有効な使用場面を探してみると良いかもしれません。(私は今のところ思いつきません)